ステレス盗撮

ステルス盗撮。
盗撮する意図はないのに、結果的に盗撮していた行為のことを言う。

学生時代に、集合写真を撮った。カフェでその写真を眺め見ていた際に、思わぬものを発見してしまう。それは、しゃがんでいる女の子のスカートの隙間からほんの少しだけ見える下着だ。

注視しなければ、見逃していたであろうが、どんなものにもエロを見出す男の目では、見逃されない。

もちろん、デジカメの機能を駆使し、該当部分の拡大を試みる。

「うー、微妙」

そもそも写っていたと言っても、極小。そして、当時のデジカメは画質がそこまで良くなく、拡大をすると画面の粗さが目立って、下着を鮮明に拝むことができない。一眼レフで集合写真を撮らなかったことを後悔する。

さらに言うと、被写体であるパンチラ娘が、お世辞にも可愛いとは言えない。
「撮れた」というよりも「写ってしましった」と表現した方が適切。そう思わさせてくれる程の顔だ。
すごいものが撮れたと、無邪気にあがたテンションのせいで、彼女のルックス的欠陥にまで頭が回っていなかった。

今回のけんは、半分成功で半分失敗、成功はパンチラが撮れたこと、失敗は女の子のルックスがあまり良くなかったこと。


あれから何年か経ち、観光名所でカメラを構えている私がいる。
宇宙的な何かが働き、思わぬ形でパンチラをレンズに収めようとしているのは内緒である。